ホットヨガの良く聞く効果の一つに、生理痛緩和があります。
「ホットヨガに通っているうちにそういえば、生理痛が楽になった!」
という声をよく聞きます。
ホットヨガを続けると、どうして生理痛緩和の効果があるのでしょうか?
目次
生理痛の原因とは?
生理痛の原因は様々ですが、以下の3つが主な要因であることと言われています。
1.骨盤のゆがみ
生理痛の原因は、子宮が覆われている骨盤の不調が原因であることが多いんです。
ストレスや疲れなどが溜まると体の左右のクセの動きがひどくなり、そこから腰回りのバランスが崩れて骨盤が歪んでしまいがち。
骨盤が歪むと稼動性が悪くなり、骨盤の開閉がスムーズに出来なくなってしまいます。
女性の骨盤は生理の時期は緩んで広がり、生理が終わると徐々に骨盤が引き締まっていくように出来ています。
骨盤が歪んでこの骨盤の開閉がスムーズに行かないと、生理痛を含めて様々な不調を発生させます。
2.冷え
現代では冬に限らず、オフィスのエアコンなどで一年中 冷えの環境にさらされる事が多いですよね。
でも冷えを放置しておくと、それも生理痛に繋がると言われています。
体が冷えていると血液の流れが滞り、子宮や卵巣を含む内蔵へ栄養が届きにくくなります。
それによって内蔵機能が低下すると、生理の際に必要なホルモンが過剰に分泌されてしまいひどい生理痛を発生させてしまうのです。
3.ストレス
現代社会の女性たちは仕事や家事など常に忙しく、ストレスにさらされています。
ストレスが溜まると自律神経が乱れ、イライラや頭痛・ホルモンバランスの崩れを生みます。
ホルモンの分泌が関係する生理にも、大きな影響を与えてしまいます。
ホットヨガで生理痛の原因をなくす
ホットヨガには上記3つの生理痛の原因を改善する効果があります。
ヨガの動きには、骨盤まわりの筋肉をほぐす動きや 骨盤を緩めたり閉めたりするという骨盤の稼動域を広げる動きが多くあります。
ヨガを継続していくことで凝り固まっていた骨盤まわりの筋肉がほぐれ、左右のバランスが整っていく効果があります。
そんなヨガの動きに加えて体がほぐれやすい室温・湿度の環境にいるホットヨガはさらにからだの硬直がほぐれやすくなります。
そして体も芯からあたたまって汗をかき代謝があがるので、血行もUP!
さらに、こちらのホットヨガ体験談でもあるように、ホットヨガはリラックス効果がとても高いです。
ホットヨガをしているときはヨガと自分の体・呼吸だけに意識を向けて、最後のシャヴァーサナでは心地よいホットの環境で全身を脱力してリラックス…。
レッスンを終えた後は、なんだか気持ちもスッキリすることもとっても多いです!
ストレスに悩んでいる方にも、ホットヨガはオススメなんです。
生理中にホットヨガをしてもいい?
生理中はホットヨガをしてもいいのか、初めての方は心配になることもあると思います。
私のこれまでの経験からは、以下をルールにして生理中はホットヨガに通っています。
- 自分に無理の無いレベルのクラスを受ける。
- 辛くなったら休憩する。
体がどうしてもだるい時はお休みしますが、行ける時は生理中はむしろ積極的に行っています。
そのほうがやはり体も温まって、気持ちがよくて生理痛の腰痛も緩和されます。
ただ、出来るだけあまりハードではない、ゆるめのレッスンを受けるようにしましょう。
また、生理中は体力も落ちて呼吸が苦しく感じやすいこともあるので、途中で辛くなったらチャイルドポーズでお休みをするか、レッスン室を出て外で休憩しましょう。
シャワーの後にナプキンが付けられるように、下着と一緒にナプキンとティッシュはレッスン前に事前に用意しておくと良いと思います。
生理痛は人に寄ってさまざまな原因から発生していますが、ホットヨガは体を温めて巡りをよくしてくれるので、生理痛に限らず体の不調を改善してくれます。
悩んでいる方がいたら、是非ホットヨガで体を温めて、やさしくほぐしてみてくださいね。
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