寒い真冬から、最近は真夏でもエアコン冷えまで、手先足先が冷たくてつらかったり、また気づかないうちに内臓が冷えてしまっていたりすることがあります。
そんなつら〜い冷え性に、ホットヨガは効果あるのでしょうか。
「そのいっときは体が温まっても、ホットヨガが終わったらまた冷えてしまうんでしょ?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、ホットヨガは冷え性体質を根本から改善してくれる要素が満載なんです。
このページではそれについて詳しくご紹介していきます。
目次
冷えの主な要因。
体が冷えてしまう大きな要素として、
- 筋肉。
- 血行のめぐり。
の2点があげられます。
どうしてこの2つが、冷えに繋がるのでしょうか。
筋肉は、体の熱を作る重要な要素。
人間は熱を筋肉や食事から作っていますが、そのうち約4割の熱を筋肉から作り出しています。
ですので運動不足などで筋肉が衰えると、体で熱を作ることができず冷えの元に。
さらに、筋肉は熱を運ぶ血液のポンプの役割も果たしています。
その筋肉が衰えていたり、さらに凝り固まっていたりすると、ポンプ機能が低下して、熱を身体中に届けることが出来なくなってしまうのです。
ですので冷えを解消するためには、
- 筋肉を鍛える。
- 筋肉の凝りをほぐす。
ことがとても重要です。
血液のめぐりが滞ると、体に熱が運ばれず冷え性に。
もう一つ大事な要素が、血の巡り。
血液に乗せて人は熱を身体中に運んでます。
この血の巡りが滞ると、熱が届かず冷えの元に。
ですので筋肉のポンプ機能を良くし、血行の滞りをなくすことが冷えを改善する重要な要素なのです。
ホットヨガは、筋肉UP・ほぐし・血行促進 全てに効果的。
冷え対策に重要な
- 筋力UP
- 筋肉の凝りほぐし
- 血行促進
この3つ全てにとても効果的なのがホットヨガなんです。
普段使わない筋肉を使う&伸ばして筋力UP。
ヨガは一見あまり動的じゃないように思うかもしれませんが、一度やったことのある方ならわかると思いますが普段使わない筋肉を使うため、翌日は筋肉痛になるほど 筋肉を使います。
特に普段利用しないインナーマッスルにアプローチするポーズが多いため、数回レッスンをするだけでも筋力UPに効果的です。
また、普段使いにくく、凝り固まっている脚の裏側(かかとからお尻にかけて)をよく伸ばすので、足の筋肉を強化&ほぐし効果があります。
脚の筋肉は特に心臓からの血液を重力に逆らって戻すポンプの役割をはたしているので、使うことで体が温まるのをすぐに感じられる部分ですよ。
リラックスポーズで、筋肉をほぐす。
ヨガのポーズは筋力UPのものと、リラックスポーズがあります。
たいていレッスン前半で筋肉を使うポーズ、後半徐々にリラックスポーズになっていきます。
リラックス系はストレッチなどに近いかたちで、リンパの流れをよくしたりするものが多いですね。
しっかり筋肉を使った後に、ほぐして血流をよくしていきます。
さらに、ホットヨガの常温よりも少し暖かい温度というのは、体の柔軟性を高めてくれるので、普段よりもストレッチもしやすくなるんです。
ですので普段家でストレッチをするよりもずっと効果的に、血行が良くなるのを感じられますよ。
ホットヨガをすると、レッスン後も体がポカポカに。
これも体験すればわかると思いますが、ホットヨガのレッスン後は 汗がすごくて着替えにくいくらい、ポカポカです。
真冬でも、ホットヨガの帰りはマフラーすると「あ、あつい・・・」ってなるくらいです。笑
ただ体を温めただけでなく、筋力UPやほぐしによる血行促進によって、体が温まりやすい体質になるためです。
数日間はその効果を感じられますが、1回だけではずっと維持は難しいですので、定期的に通って温まりやすい体作りを目指しましょう。